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🇫🇷フランス語

フランス語で時間を言う方法, 時, 分, 日常で使えるフレーズ

Sandor 作更新日: 2026年4月11日読了目安 10分

クイック回答

フランス語で時間を言うときは、基本的に Il est + 時 を使い、分を足します(Il est deux heures dix)。また et quart、et demie、moins le quart などの定番表現もよく使われます。日常では、予定表や時刻表は24時間制が一般的で、会話では文脈つきで12時間制が使われることもあります。

フランス語で時刻を言うときは、Il est + 時(Il est deux heures, eel eh duh uhr)を使います。そこに分を足します(Il est deux heures dix, eel eh duh uhr deess)。また、よく使う省略表現の et quartet demiemoins le quart もあります。フランスや多くのフランス語圏では、予定表はふつう 24時間制 です。一方、日常会話では文脈で補いながら12時間っぽく言うことも多いです。

フランス語は世界的な言語です。OIFによると、世界に 3億人以上のフランス語話者 がいます。ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ大陸、太平洋地域の 数十か国 で公用語です。フランス語圏で旅行、留学、仕事をすると、時刻の話はすぐ出てきます。駅のホーム、夕食の予定、会議、予約のリマインドなどです。

映画やドラマで実際に聞く日常フランス語を増やしたいなら、フランス語でこんにちはと言う方法 のガイドも一緒に学ぶと良いです。

基本パターン: "Il est" + 時刻

フランス語の時刻表現は Il est(eel eh)から始めます。直訳すると「それは〜です」です。

カジュアルな会話では C'est(say)も言えます。ですが、時計の時刻には Il est が標準です。

Il est

Il est(eel eh)は、時刻を言うときの基本の出だしです。

よく聞く例:

  • Il est huit heures.(eel eh weet uhr), 「8:00です。」
  • Il est huit heures cinq.(eel eh weet uhr sank), 「8:05です。」

💡 発音をすぐ良くするコツ

フランス語では、"est" の語末子音はふつう発音しません。"Il est" は "eel eh" のように聞こえます。軽く短く言うと自然に聞こえます。

自然に(丁寧に)時間をたずねる

実際の会話では、主に2つの聞き方があります。

Quelle heure est-il ?

Quelle heure est-il ?(KEL uhr eh-TEEL)は、定番の丁寧な形です。

初対面の人、店員、丁寧に話したい相手に向いています。

Il est quelle heure ?

Il est quelle heure ?(eel eh KEL uhr)は、日常会話でとてもよく使います。

失礼ではありません。日本語の「今何時?」のように、よりカジュアルに聞こえます。

🌍 フランス語がよく '語順が逆' に聞こえる理由

フランス語には疑問文の形が複数あります。倒置(Quelle heure est-il ?)、イントネーション(Il est quelle heure ?)、そして "est-ce que" です。映画やドラマでは、短く会話的なイントネーション疑問がよく使われます。

フランス語の「時」: 単数と複数、特別な言い方

フランス語は 1時2時以上 をはっきり区別します。正午と深夜には特別な語もあります。

Une heure

Une heure(ewn uhr)は「1時」です。

こう言います: Il est une heure.(eel eh ewn uhr)

Midi

Midi(mee-DEE)は正午です。

こう言います: Il est midi.(eel eh mee-DEE)

Minuit

Minuit(mee-NWEE)は深夜0時です。

こう言います: Il est minuit.(eel eh mee-NWEE)

⚠️ 1:00でよくある学習者のミス

"Il est un heure" と言わないでください。"heure" は女性名詞なので "une" です: "Il est une heure"(eel eh ewn uhr)。

分: 2つの主な言い方(使い分け)

フランス語には、分の言い方が2つあります。どちらも正しいです。選び方は主に場面で決まります。

  1. デジタル式: 時 + 分。スマホ画面を読む感じです。
  2. 相対式: 15分、30分、45分、そして「〜分前」です。

デジタル式: "Il est 14 h 20"

予定表、アナウンス、公的な場面では、フランス語は24時間制をよく使います。

よく見る, 聞く形:

  • 14 h 20(katorz uhr van), 「14:20」
  • 18 h 05(deez-weet uhr sank), 「18:05」

話すときは、"h" を読まずに quatorze heures vingt(kah-TORZ uhr van)のように言う人が多いです。

相対式: "et quart", "et demie", "moins le quart"

会話では、相対式がとてもよく出ます。特に15分と30分の周辺です。

ここが日本語と違って感じやすい点です。「7:45」を「8:00の15分前」のように言うことが多いです。

よく使う時刻フレーズ(発音つき)

友だちと会うときから電車に乗るときまで、日常の多くをカバーします。

neutral

/eel eh duh uhr deess/

直訳: 2時10分です

Il est deux heures dix, on y va.

2時10分だよ, 行こう。

🌍

フランスでも他のフランス語圏でもよく使います。特に正確に言うときに便利です。

neutral

/eel eh duh uhr eh kar/

直訳: 2時と4分の1です

Rendez-vous à deux heures et quart.

2時15分に予約です。

🌍

予約や待ち合わせでとてもよく使います。

neutral

/eel eh duh uhr eh duh-MEE/

直訳: 2時と半分です

Le film commence à deux heures et demie.

映画は2時30分に始まります。

🌍

:30の自然な言い方です。

neutral

/eel eh trwah uhr mwahn luh kar/

直訳: 3時から4分の1を引いた時刻です

On se retrouve à trois heures moins le quart.

2時45分に会おう。

🌍

話し言葉で特によく出ます。年配の話者やフォーマルな場でも頻出です。

フランスの12時間制と24時間制: 実用ルール

文化ルールを1つだけ覚えるなら、これにしてください。

  • 公共情報は24時間制: 電車、飛行機、勤務表、テレビ番組表。
  • 会話は12時間制が多い: 友だち、家族、雑談、ざっくり予定。

だから、チケットには 19 h 30 と書いてあっても、口では sept heures et demie(set uhr eh duh-MEE)と聞こえることがあります。

🌍 フランスらしい予定の立て方: 'vers' とゆるい時間

フランスでは、特に社交の予定で "vers"(〜ごろ)を使って提案し、あとで詰めることがよくあります。夕食の予定で "vers 20 heures" と言うことがあります。実際の到着が20:00から20:30でも普通です。遅刻というより、柔軟さを示す会話の習慣です。

「〜時に」: à, vers, pour

日本語では「〜に」で多くの意味をカバーします。フランス語では、その役割がいくつかに分かれます。

À

特定の時刻には à(ah)を使います。

例:

  • à huit heures(ah weet uhr), 8:00に
  • à 8 h 10(ah weet uhr deess), 8:10に

Vers

「〜ごろ」には vers(vair)を使います。

例:

  • vers midi(vair mee-DEE), 正午ごろ
  • vers 17 heures(vair deez-set uhr), 17時ごろ

Pour

締め切りの「〜までに」に近い意味なら pour(poor)を使います。

例:

  • C'est pour quand ? Pour demain midi.(say poor kahn, poor duh-MAN mee-DEE), 「いつまで? 明日の正午まで。」

よくある場面(映画やドラマで聞く言い方)

時刻のフレーズは、急ぐ、予定を立てる、待つ、謝る場面でよく出ます。

覚える価値が高い定番パターンを紹介します。

On se retrouve à...

On se retrouve à...(on suh ruh-TROOV ah)は「〜に会おう」です。

例:

  • On se retrouve à 19 h ?(on suh ruh-TROOV ah deez-neuf uhr), 「19時でいい?」
  • On se retrouve à sept heures.(on suh ruh-TROOV ah set uhr), 「7時に会おう。」

Ça commence à...

Ça commence à...(sah koh-MAHNS ah)は「〜に始まる」です。

例:

  • Ça commence à 20 h 30.(sah koh-MAHNS ah van uhr trahnt), 「20:30に始まる。」

Je suis en retard

Je suis en retard(zhuh swee ahn ruh-TAR)は「遅れてる」です。

フランス語らしいやわらげ方:

  • Je suis un peu en retard.(zhuh swee uhn puh ahn ruh-TAR), 「ちょっと遅れてる。」

日常で使う別れの言い方も増やしたいなら、フランス語でさようならと言う方法 も見てください。

すぐ使える早見表: フランス語の分の言い方

デジタル表示と、口で言う形をすぐ変換できる表です。

デジタル時刻よく言うフランス語Pronunciation
7:05sept heures cinqset uhr sank
7:10sept heures dixset uhr deess
7:15sept heures et quartset uhr eh kar
7:20sept heures vingtset uhr van
7:25sept heures vingt-cinqset uhr van-sank
7:30sept heures et demieset uhr eh duh-MEE
7:35huit heures moins vingt-cinqweet uhr mwahn van-sank
7:40huit heures moins vingtweet uhr mwahn van
7:45huit heures moins le quartweet uhr mwahn luh kar
7:50huit heures moins dixweet uhr mwahn deess
7:55huit heures moins cinqweet uhr mwahn sank

💡 'moins' を使うタイミング

次の時刻に近いと、フランス語は "moins"(引く)に切り替えることが多いです。特に:35以降は自然です。:45は "moins le quart" がほぼ定番です。

上級の視点: 時刻表現は文法より文化

時刻表現は語用論の典型です。文法は簡単です。ですが、場面で社会的な意味が変わります。

「話し方は、社会関係についての考え方を符号化する。時間の表現のような一見単純なものでも、正確さ、丁寧さ、共有された文脈についての文化的期待によって形作られる。」

(Anna Wierzbicka, Cross-Cultural Pragmatics, Mouton de Gruyter, 1991)

実際、だからこそ vers(〜ごろ)は親しみやすく聞こえます。à 19 h 03 は社交の予定だと堅すぎる印象になることがあります。予定表が24時間制に寄るのは、あいまいさを避けるためです。

地域差とフランス語圏メモ(フランス以外では?)

フランス語は複数の大陸で話されています。時刻の言い方は基本的に共通です。

それでも、好みの違いは少しあります:

  • 場所によっては、特に仕事の場面で デジタル式 をより好むことがあります。
  • カジュアルな会話でも midiminuit はどこでも通じます。
  • 24時間制はフランス語圏ヨーロッパで一般的です。世界的にもフォーマルな場でよく使います。ただし会話の習慣は地域で変わります。

EthnologueとOIFは、フランス語の世界的な広がりを強調しています。だからこそ、まず標準形を学ぶべきです。どこでも通用します。

練習: そのまま使えるミニ会話

短い会話は、早く自然に聞こえる助けになります。

駅で

  • Pardon, quelle heure est-il ?(par-DON, KEL uhr eh-TEEL)
  • Il est dix-sept heures vingt.(eel eh deez-set uhr van)

夕食の予定

  • On mange à quelle heure ?(on mahzh ah KEL uhr)
  • Vers vingt heures, ça te va ?(vair van uhr, sah tuh vah)

遅れているとき

  • Tu arrives à quelle heure ?(tew ah-REEV ah KEL uhr)
  • Je suis en retard, j'arrive vers huit heures moins le quart.(zhuh swee ahn ruh-TAR, zhah-REEV vair weet uhr mwahn luh kar)

映画クリップで時刻フレーズを早く覚える

時刻フレーズは短くて頻出です。同じ場面で繰り返されやすいです。だからクリップ学習に向いています。

基礎を広げたいなら、フランス語の最頻出100語 のような語彙リストと組み合わせてください。さらに Wordyのフランス語学習 で実際の会話練習を重ねましょう。

会話の終盤では、時間に追われる感情、からかい、関係性の話も出ます。恋愛フランス語も学ぶなら、映画で頻出の表現をまとめた フランス語でI love youと言う方法 も見てください。

⚠️ 最後にマナーの注意

フランス語の罵り言葉は、特にコメディの「遅れる!」場面で出ることがあります。真似せずに意味だけ分かりたいなら、フランス語の悪口ガイド を読み、まずは聞き取りを優先してください。

まとめ: 自然に聞こえる5つのルール

  1. 時計の時刻は Il est(eel eh)から始める。
  2. 1:00は une heure、2:00以降は複数の heures を使う。
  3. 会話では「12:00」「0:00」より midiminuit を優先する。
  4. 口語のリズムには et quartet demiemoins le quart が自然。
  5. 予定表では 24時間制 を想定し、話すときは X heures Y の形で言う。

よくある質問

フランス語で「今何時?」は何と言う?
定番は「Quelle heure est-il ?」です。くだけた言い方では「Il est quelle heure ?」もよく聞きます。どちらも正しいですが、前者のほうが少し丁寧で改まった響きになります。
フランス語ではAMとPMを使うの?
会話ではあまり使いません。文脈で判断するか、「du matin(朝)」「de l'après-midi(午後)」「du soir(夜)」を付けます。時刻表やチケットなど公式な表示は24時間制が主流です。
フランス語で7:15と7:45はどう言う?
7:15は「Il est sept heures et quart」。7:45は多くの場合「Il est huit heures moins le quart」で、「8時まであと15分」という言い方です。正確に言うなら「sept heures quarante-cinq」も使えます。
heure と fois の違いは?
「heure」は「時間, 何時」を表し、「Il est trois heures」のように時計の時刻に使います。「fois」は回数や掛け算の「回」で、「trois fois(3回)」のように使います。英語のtimeと混同しやすい点です。
フランス語で「3時に」の「に」はどう言う?
特定の時刻には前置詞「à」を使い、「à trois heures」「à 18 h 30」のように言います。だいたいなら「vers(〜ごろ)」を付けます。締め切りの「までに」は「pour midi(正午までに)」のように言えます。

出典・参考資料

  1. Organisation internationale de la Francophonie (OIF), 『La langue française dans le monde』, 2022
  2. Ethnologue: Languages of the World, フランス語の項目(第27版, 2024)
  3. CNRTL (Centre National de Ressources Textuelles et Lexicales), 「heure」「midi」「minuit」の項目
  4. Académie française, 『Dire, Ne pas dire』(時間表現に関する用法メモ), 継続更新
  5. Wierzbicka, A. (1991). Cross-Cultural Pragmatics. Mouton de Gruyter.

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