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🇩🇪ドイツ語

ドイツ語の数字1-100, ドイツ語で数える完全ガイド

Sandor 作2026年2月13日読了目安 9分

クイック回答

ドイツ語の数字1-20は、ほとんどが固有の形です。21以降は英語と順番が逆になり、1の位が10の位より先に来て、「und」(and)でつなぎます。つまり25は「fünfundzwanzig」(five-and-twenty)で、「zwanzigfünf」ではありません。この「1の位が先」の型が、ドイツ語の数字を身につけるうえで最重要ルールです。

ドイツ語の数字は基本形は分かりやすいです。ですが、学習者が必ず戸惑う大きな特徴があります。複合数字では、一の位と十の位の順番が逆になります。「25」は「二十五」ではなく、ドイツ語では fünfundzwanzig と言い、直訳すると「五と二十」です。

Ethnologue の2024年データによると、ドイツ語は世界で約134 million人が話しています。これは欧州連合で最も話者が多い母語です。ベルリンの蚤の市で値段を読むときも、ウィーンで住所を理解するときも、ミュンヘンの電車アナウンスを聞くときも、数字は避けられません。

「ドイツ語の『一の位が十の位より先』という構造は、原始ゲルマン語の語順の名残である。日本語でも『二十四羽の黒つぐみ』のように『四と二十』型の表現が古い言い回しとして残ることがあるが、英語は17世紀ごろに十の位を先に言う語順へ移行した。」 (Martin Durrell, Hammer's German Grammar and Usage, Routledge, 2017)

このガイドでは1から100までの数字をすべて扱います。「一の位が先」の仕組みを分かりやすくします。序数も紹介します。さらに、ドイツ語圏での数字の文化的な意味も見ていきます。

ドイツ語日本語Pronunciation
Eins1ayns
Zwei2tsvay
Drei3dry
Vier4feer
Fünf5fuenf
Zehn10tsayn
Zwanzig20TSVAHN-tsig
Dreißig30DRY-sig
Fünfzig50FUENF-tsig
Hundert100HOON-dert

1-10の数字, 基本の土台

この10個の数字は固有の形です。暗記が必要です。ドイツ語の複合数字はすべて、ここを土台に作ります。

💡 Zwei vs. Zwo

電話や騒がしい場所では、混同を避けるために zwei の代わりに zwo と言うことがよくあります。回線が悪いと zweidrei が似て聞こえるからです。これは実用的な言い換えで、別の数字ではありません。権威あるドイツ語辞書の Duden も、zwo を標準的な異形として認めています。


11-20の数字, 固有の形

11と12は完全に固有の名前です。13からは「一の位 + zehn(10)」の形になります。1語で書きます。16は sechzehnsechszehn ではない)です。17は siebzehnsiebenzehn ではない)です。小さな綴りの変化に注意してください。

13から19の形(「一の位 + zehn」)は、日本語の「十 + 一の位」とは発想が違います。ですが、一定の規則で作れます。sechssech- に、siebensieb- に短くなるのは、発音をしやすくする音の変化です。特に速く言うときに楽になります。


21-29の数字, 「一の位が先」のルール

ここでドイツ語は日本語と大きく違います。21以降は、一の位が先です。次に und(そして)が来ます。最後に十の位が来ます。すべてを切らずに1語で書きます。

この「一の位が先」の順番は、日本語話者がドイツ語の数字でつまずきやすい最大の点です。式は常に 一の位 + und + 十の位 で、1語になります。21から99まで例外はありません(ただし、10の倍数そのものは別です)。

⚠️ 数字を正しい順で書き取る

よくあるミスがあります。電話番号や住所の数字を聞くと、日本語話者は十の位から書きたくなります。「fünfunddreißig」(五と三十)と聞いたら、53ではなく35と書く練習をしてください。この逆転に慣れるまで、電話番号や住所で実際に間違いが起きます。


30から100の десятの位

10の倍数はそれぞれ固有の形です。10代で出てきた sechssieben の短縮も、同じように現れます。

Dreißig(30)だけが -zig ではなく -ßig を使います。これは歴史的な名残です。綴り間違いではありません。dreißigß(エスツェット)は、ß を通常 ss に置き換えるスイスの綴りでも保持されます。


複合数字の例(30-99)

残りの десятの位でも、「一の位が先」のルールは一貫して同じです。代表的な例を示します。

🌍 99 Luftballons

99という数字は、ドイツのポップカルチャーでは Nena の1983年のヒット曲 99 Luftballons と強く結びついています。曲名は「一の位が先」のルールの完璧な例です。neunundneunzig は「九と九十」です。この曲は国際的にもよく知られるドイツ語の曲の一つです。


100より大きい数字, 百と千

ドイツ語の大きい数字は、日本語に近い作り方です。ですが重要な違いがあります。百や千の中でも、「一の位が先」のルールが内部で続きます。

重要な特徴があります。100万未満のドイツ語の数字は、すべて1語で書きます。Hundertvierundzwanzig(124)は1語です。Dreihundertfünfundsechzig(365)も1語です。とても長い単語になります。ですが実際の文章では数字表記もよく使います。一方で Million は名詞です。別の語として大文字で書きます。eine Million, zwei Millionen のように書きます。

💡 ドイツ語の数字の書き方

ドイツでは、千の区切りにピリオド、小数点にカンマを使います。日本語の一般的な表記と違います。たとえば 1,000 はドイツ語では 1.000 です。3.50 は 3,50 です。通貨は 5,99 € のように、数字の後にユーロ記号を書きます。値段を読むときや、ドイツ語の書類に記入するときに重要です。


ドイツ語の序数

ドイツ語の序数は接尾辞で作ります。1番目から19番目は -te です。20番目以上は -ste です。序数は形容詞として働きます。通常のドイツ語の形容詞語尾変化も付きます。

不規則形は erste(1番目)と dritte(3番目)です。Siebte(7番目)と achte(8番目)も少し不規則です。sieben は短くなります。acht-t を重ねません。20番目以降は接尾辞が -ste です。zwanzigste(20番目)、dreißigste(30番目)、hundertste(100番目)です。複合数字の序数でも「一の位が先」のルールを使います。einundzwanzigste(21番目)、zweiunddreißigste(32番目)です。

ドイツ語の序数は、数字の後にピリオドを書きます。1. = erste、2. = zweite、3. = dritte です。だから der 1. Maider erste Mai(5月1日)と読みます。Duden によると、このピリオドはフォーマルな文章では必須です。


ドイツ語圏における数字の文化的な意味

数字は、ドイツ、オーストリア、スイスで、単なる数え方以上の意味を持ちます。

幸運の7: 7はドイツ文化で最も幸運な数字とされます。文化的、宗教的な背景があります。Im siebten Himmel sein(第七天国にいる)は、強い幸福を表します。

不運の13: 西洋の多くの地域と同じく、ドイツ語圏でも13は不運とされます。13日の金曜日は Freitag der Dreizehnte です。迷信的な重みも同じです。ドイツの建物の中には13階を飛ばす所もあります。ゲーテ・インスティトゥートも、この迷信が今も文化的に生きていると述べています。

数字の4(Vier): ドイツ文化自体では4は中立です。ですがドイツ国内の多くのアジア系コミュニティでは、東アジアでの「4は不吉」という連想が意識されます。多様な都市が増える中で、この相互理解は重要になっています。

11:11とカーニバル: 11はライン地方のカーニバル(Karneval)で特別な意味を持ちます。カーニバルの季節は、11月11日の11:11に公式に始まります。Elferrat(11人評議会)が伝統的に祭りを運営します。11は「愚かさ」を象徴します。十戒の「完全な10」を一つ超える数だからです。

🌍 ドイツ語での電話番号の言い方

ドイツでは電話番号を1桁ずつ読みます。2桁ずつ区切ることも多いです。030-123-456-78 は null drei null, eins zwei drei, vier fünf sechs, acht und siebzig になります。最後の2桁は複合形になります。0は必ず null です。「オー」とは言いません。電話では zweidrei と紛れやすいので、zwo に置き換えることもよくあります。


実際のドイツ語コンテンツで練習する

数字はドイツ語の日常にあふれています。ホームの案内(Gleis dreiundzwanzig)にも出ます。パン屋の値段(drei Euro fünfzig)にも出ます。ラジオのサッカーのスコアにも出ます。実際に触れる量が増えると、「一の位が先」は自然に身につきます。

ドイツの映画やテレビは、数字の練習に向いています。市場の場面、オフィスの会話、スポーツ中継は特に数字が多いです。視聴のおすすめは、ドイツ語学習に最適な映画ガイド を見てください。

Wordy では、ドイツ語の映画や番組をインタラクティブ字幕で見ながら、実際の文脈で数字を練習できます。会話に数字が出たらタップしてください。綴り、発音、「一の位が先」のパターンを確認できます。さらに学習リソースは ブログ を見てください。今日から始めるなら、ドイツ語学習ページ に進んでください。

よくある質問

ドイツ語で1から10までの数字は?
ドイツ語の1-10は、eins(1), zwei(2), drei(3), vier(4), fünf(5), sechs(6), sieben(7), acht(8), neun(9), zehn(10)です。どれも固有の形です。電話では「zwei」が「drei」と紛れないよう「zwo」と言うことがあります。
なぜドイツ語は複合数字で1の位が10の位より先なの?
ドイツ語は、小さい単位を先に置き「und」(and)でつなぐ、古いゲルマン語の語順を保っています。古英語にも「five and twenty」のような形があり、童謡「Sing a Song of Sixpence」の「four and twenty」でも見られます。英語は廃れましたが、ドイツ語は残りました。
ドイツ語の21から99の数字はどう作る?
21-99は、1の位を先に置き、「und」(and)を入れてから10の位を続けます。例: 21 = einundzwanzig(one-and-twenty), 54 = vierundfünfzig(four-and-fifty), 99 = neunundneunzig(nine-and-ninety)。複合語はスペースなしで1語として書きます。
ドイツ語の序数(第1, 第2など)は?
1-19は基本的に基数に「-te」を付けます: zweite(2番目), dritte(3番目), vierte(4番目)。例外は「erste」(1番目), 「dritte」(3番目), 「siebte」(7番目), 「achte」(8番目)です。20以降は「-ste」を付けます: zwanzigste(20番目), hundertste(100番目)。
ドイツ語で大きい数字はどう書く?
ドイツ語は、英語のカンマの位置にピリオドを使い、小数点にはカンマを使います: 1.000 = 1000, 1.000.000 = 100万, 3,50 = 3.50。「million」は名詞なので「eine Million」と書き、常に大文字です。一方「tausend」(千)は大文字にしません。

出典・参考資料

  1. Duden, Die deutsche Rechtschreibung, 第28版(2024)
  2. Hammer, A. E. & Durrell, M.(2017). Hammer's German Grammar and Usage, 第7版. Routledge.
  3. Goethe-Institut, ドイツ語学習リソースと文化ガイド
  4. Ethnologue: Languages of the World, ドイツ語の言語項目(2024)

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